私ども、故禮三と双溪親子で草の頭窯を開きまして、早くも五十余年の歳月が流れていきました。この地で産出した粘土を使用した美濃古染付(太白焼)の器を中心に手仕事を進めて参りました。また、虎渓山の森に穴窯・澄心窯を築き、薪窯での作品にも挑戦しております。
この度、故禮三・双溪・健祐と三代の仕事ぶりを展示させていただけることとなりました。
どうぞご高覧下さい。
【陶歴】
■青山禮三
1953 作陶の道に入る
1980 美濃焼伝統工芸士に認定
1987 伝統的工芸品産業功労賞に表彰
1990 虎渓山永保寺大書院天井画制作
1996 中部産業局局長賞受賞
1997 岐阜県伝統文化繼承者顕彰を受賞
通産大臣賞(伝統工芸士)受賞
1998 多治見市無形文化財保持者認定(染付)
2004 叙勲「瑞宝単光賞(伝統工芸業務功労)」を受賞
■青山双溪
1966 父禮三と共に「草の頭窯」を開窯する
2004 瑞浪陶磁資料館専門委員会研究発表
(’06、’08、’10、’12)
2010 岐阜県伝統文化継承功績者顕彰を受賞
2013 青山双男を改名し双溪を名乗る
2014 企画展「白天目灰釉古陶の再現」(多治見市美濃焼ミュージアム)
2015 岐阜県芸術文化顕彰を受賞
2018 多治見市無形文化財保持者認定(白天目)
2022 澄心窯の築窯
■青山健祐
1979 岐阜県多治見市生まれ
1998 岐阜県立多治見工業高等学校セラミック科卒
2002 名古屋芸術大学彫刻科卒
2003 愛知県立窯業高等技術専門校卒
2007 祖父機三・父双漢の指導の下、作陶に入る
2013 伊勢丹新宿店にて親子三代展(以後継続)
2015 ギャラリーおかりや(銀座)にて禮三・健祐二人展
2017 ギャラリーおかりや(銀座)にて初個展
作者在廊予定 : 会期中、毎日在廊予定
【ご案内】
草の頭窯手造り土鍋を使った料理講習
1. おいしいご飯の炊き方
2. 焼物 ≪ 魚 / 肉 / 野菜 ≫
3. ポトフ ≪ オリーブオイルのトマト煮 ≫
日時: ① 1月5日㈭ 11:00-13:00
② 1月6日㈮ 11:00-13:00
場所: ガレリア織部
講師: 竹村謙二 ( 土鍋コーディネーター )
料金: 無料