陶芸家を目指したきっかけはアジアでの一人旅でしたと語る近藤さん。釉薬や技法も焼き物としてはルーツともいえる古典的な手法を用い、異国情緒のある独自の模様を描く作品から、世界のさまざまな民族に共通するエッセンスを大切にしているのが、可愛いだけでない暖かみとして伝わってきます。近藤さんが歩んできた原風景が息づく作品をどうぞお楽しみ下さい。