化粧土を塗り重ねることで、絵画的かつランドスケープを思わせる多彩な表情を生み出す陶芸家・阪本健さん。無作為と作為がせめぎ合う複雑なテクスチャーをシンプルなフォルムに合わせることで、料理を引き立てながらも静かな存在感を放ちます。今回は緋色に挑戦とのことでまた新しい風景を届けてくれることでしょう。食器・酒器を中心とした名古屋・東京の巡回展。どうぞお見逃しなく。
【陶歴】
1973 寝屋川市にて画家・阪本修次の長男として生まれる
なんばデザイナー学院卒業
1993 丹波焼二代 市野信水氏に師事
6年間窯元にて修行
1999 兵庫県篠山市にて「辰巳窯」として独立
2006 堺に工房を移す
公募展
金沢 碗大賞 入選
第33回 伝統工芸近畿支部展入選 以後2回入選
第43回 兵庫県工美展 入選
第44回 兵庫県工美展 入選
堺市展 入選