創立五〇周年を迎えた日本ガラス工芸協会のご協力により、ガラス工芸界を牽引し第一線で活躍する精鋭作家十七名の作品を一堂に介する展示を開催の運びとなりました。ガラス表現の多様性やガラス工芸の〈いま〉を感じられる作品たちをどうぞご高覧ください。
【日本ガラス工芸協会について】
ガラスによる創作活動を通して、ガラスと人との結びつきを深め生活環境の向上と文化の発展に寄与することを目的として、1972年(昭和47年)、ガラスを共通の素材として創作活動をしている作家・クラフトマン・デザイナー達が呼びかけに応じ、「ガラス」と言う共通する一点で集まったユニークな団体。2023年2月現在会員総数91名で構成。また賛助会員としてガラス関連の企業や個人の賛同と協力を得ています。
【プロフィール】
■あない まみ
鏡と板ガラスを研磨によって形を変化させ、作品に映り込む周りの風景を歪ませる作品を制作している。
展示会での作品発表の他、a.m.glassアクセサリー販売、コミッションワークを手掛ける。技法及び制作姿勢
鏡、熱線反射ガラス、フロートガラス等、主に工業用板ガラス素材を積層し、その塊を削り、研ぎ出すことで作
品を制作する。
通常は平滑で無機質なガラス素材が、研削、研磨されることで形を変えることで、表面に新たな表情を現す。
ガラスの特性である透過、反射、屈折を生かし、光の変化に反応する作品を心がけている。
鏡やガラスの表面を削ることで、削った部分に映るものは歪みが生じ、削らない部分は通常通り映し出される。
同一面に投影される世界は、見る人の視線を揺らがせ、不思議な感覚をもたらす。略歴
2014 多摩美術大学工芸学科ガラス専攻卒業
2016 多摩美術大学大学院美術研究科工芸専攻ガラス領域修了展示/受賞歴
2014 第2回次世代工芸展入選 京都市美術館別館展示
ART MEETS ARCHITECTURE COMPETITION2014優秀賞受賞
2015 第2回CAF賞入選 Art Chiyoda 3331展示
2018 SICF19 スパイラルホール展示
「あないまみ 個展」GALERIE SOL展示(以降、個展・グループ展複数回開催)
2019「ART POINT in LONDON」Espacio Galleryグループ展示, ロンドン
2020 現代ガラスin山陽小野田入選
「あないまみ個展-おぼろげな形-」ギャラリー花あさぎ展示
2021「ʼ21日本のガラス展」代官山ヒルサイドテラス展示
巡回展:山陽小野田市文化会館、姫路市書写の里美術工芸館、能登島ガラス美術館
「ガラスの波紋Part3あないまみ 」小田急百貨店美術画廊展示
2022「i:to:ten十人十色展」横浜赤レンガ倉庫展示
NEW GLASS REVIEW42 The Corning Museum Of Glass入選コミッションワーク
マンション:ASYL COURT GINZA EAST/ AXAS OMORI-NISHI ASYL COURT(2015)
ASYL COURT SHINJUKU / AXAS SAKURAJOSUI ASYL COURT(2016)
ASYL COFFRET NAKANO SAKAUE(2017)
HT ASYL SHIBAURA / MUSICIAN’S VILLA HATAGAYA(2019)
VOGA CORTE KUGAHARA ASYL COURT(2020)
PARK HOMES 茅ヶ崎中央公園(art coordinate:ART FRONT GALLERY 2021)企 業 :コイズミ照明企業エントランス(2017)
新宿センタービル東京建物マンションギャラリー(2022)ホ テ ル:ロッテアライリゾートアライ棟エントランス(2018)
ATAMI BAY RESORT KORAKUEN OCEAN SPA fuua(2019)
夕日ヶ浦温泉佳松苑フロント(板橋一広氏作品共同制作 2022)
■池本 美和
略歴
1997 富山市立富山ガラス造形研究所卒業
1997-00 財団法人富山ガラス工芸センター勤務
2004 きららガラス未来館 講師(以後毎年)
2007 Tokyo Midtownコレクション/東京
2009 St Regis Hotel Osakaアートワーク/大阪
2012 第5回現代ガラス展IN山陽小野田 スーパーバイザー
2013 マンダリンオリエンタルホテル上海浦東
ガラス大壁画・ガラスアート制作/中国
Inter Continental Hotel Osakaアートワーク/大阪
2015 富山市ガラス美術館 グラス・アートパサージュ/富山
第6回現代ガラス展IN山陽小野田 スーパーバイザー
山陽小野田市文化功労賞
The prince Gallery Tokyo Kioichoアートワーク/東京
2017 銀座レカン シャンデリア、他照明制作/東京
2018 第7回現代ガラス展IN山陽小野田 スーパーバイザー
東京會舘アートワーク/東京
2019 U-Light-Seidan 照明制作/東京
2020 ANAインターコンチネンタルリゾート石垣/沖縄
ザ・リッツ・カールトンホテル西安/中国
2021 日本のガラス展/東京、現代ガラス展特別展 上野の森美術館ギャラリー/東京
2022 山口県女性活躍推進知事表彰 受賞展示会歴
1996 日本の現代ガラス展能登島 能登島ガラス美術館(石川)
1997 現代ガラスの美展IN薩摩 薩摩ガラス歴史美術館(鹿児島)
グループ展 麻布美術工芸館(東京)
富山ガラス工房展~虹の瞬き~ Y collection(東京)
1998 金沢国際ガラス展 石川県産業振興センター(石川)
ガラスの可能性を探るコラボレーション リビングセンターオゾン(東京)
第1回富山工芸作家展 富山大和(富山)
高岡クラフト展 高岡文化ホール(富山)
1999 富山スタジオグラス展 朝日生命ギャラリー(東京)
2000 日本の現代ガラス展能登島 能登島ガラス美術館(石川)
個展 Time to go there ろうきんDay I Can(富山)
個展 水と水が出会うところ MILESTONE ART WORKS(富山)
富山ガラスの新しい波 蓼科ガラススクエア(長野)
生活空間展 ギャラリーNOW2(富山)
一花一葉 花の心をガラスに寄せて 富山国際会議場アートサロン(富山)
2001 ガラスの魅力展-21世紀を造形するアーティスト 姫路市立美術館(兵庫)
夏のうつわガラス二人展 福屋本店ギャラリー101(広島)
金沢国際ガラス展 香林坊大和(石川)
お香の器展 銀の波・箔座(石川)
2002 第1回現代ガラス大賞展・富山2002 富山市民プラザ(富山)
2003 夏のうつわガラス二人展 福屋本店ギャラリー101(広島)
2005 涼風のうつわガラス二人展 福屋本店ギャラリー101(広島)
2006 空と水の出会うところガラス二人展 大谷山荘ギャラリー月の風(山口)
第21回国民文化祭山口 記念ガラス10人展 山陽小野田市文化会館(山口)
2007 夏のうつわガラス二人展 福屋本店ギャラリー101(広島)
金沢国際ガラス展 香林坊大和(石川)
国際ガラス展金沢2007in能登島 能登島ガラス美術館(石川)
2008 第47回日本クラフト展 丸ビルホール(東京)
2009 ガラス作品二人展 福屋本店ギャラリー101(広島)
2010 ガラス作品二人展 高島屋京都店美術工芸サロン(京都)
16アーティストガラス・オブジェ展 オリエアートギャラリー(東京)
2011 篠田桃紅の墨アートと現代ガラス展 楽翠亭美術館(富山)
2014 Japanese Traditional Craft Art and Design
ヘルシンキ日本大使館(フィンランド)
2015 『756人による山陽小野田市の自然』イベント企画・ガラス絵画制作
山陽小野田市民病院(山口)
2018 現代ガラス展IN山陽小野田 特別展
山口県立萩美術館・浦上記念館(山口)
山口県の工芸展 山口県立萩美術館・浦上記念館(山口)受賞歴
1997 暮らしに生きる伝統のかほり展(優秀賞) 高岡大和(富山)
2001 現代ガラスの美展IN薩摩(審査員特別賞) 薩摩ガラス歴史資料館(鹿児島)
第19回朝日現代クラフト展(準グランプリ賞)
阪急百貨店(東京・大阪)
第1回現代ガラスINおのだ展(準大賞) 小野田市きらら交流館(山口)建築関係・コレクション
・富山駅北口地下通路(富山)
・山陽小野田市(山口)
・リバーリトリート雅樂倶(富山)
・東京ミッドタウンコレクション(東京)
・プラウドすずかけ台
・マンション野村不動産(東京)
・ホテルサンルート徳山(山口)
・ブランズマンションギャラリー東急不動産
(東京)
・パークアクシス錦糸町親水公園(東京)
・セントレジスホテル(大阪)
・ブランズ西荻窪(東京)
・プラウド代々木上原(東京)
・パレスホテル(東京)
・三菱地所レジデンスマンション(東京)
・パークリュクス西新宿(東京)
・東京フリーダムプロジェクト足立区マンション(東京)
・インペリアルトレジャー上海(中国)
・インターコンチネンタルホテル(大阪)
・マンダリンオリエンタルホテル上海浦東(中国)
・ソルヴィエントメイツ西武立川アート計画(東京)
・ウィルローズ上北沢マンション(東京)
・西麻布格天井アートウォール(東京)
・クレヴィア原宿(東京)
・パークホームズ板橋区本町アート計画(東京)
・パークコート渋谷大山町ザ プラネ(東京)
・プラウドシティ仙川(東京)
・富山市ガラス美術館グラス・アート・パサージュ(富山)
・ザ プリンスギャラリー東京紀尾井町(東京)
・豊洲BAYZ(東京)
・プレミスト大江(福岡)
・ザ・パークハウス翠一丁目(東京)
・ザ・パークハウス築地入船(東京)
・グランメゾン目黒パークコート(東京)
・銀座レカン(東京)
・東京會舘(東京)
・グランドプリンス新高輪(東京)
・セルリアンタワーホテル東急渋谷(東京)
・ANAインターコンチネンタルリゾート石垣(沖縄)
・リッツカールトンホテル西安(中国)
その他マンション、オフィス個人邸宅等
■上島 あい子
略歴
1977 武蔵野美術短期大学工芸デザイン科卒業
1988 ARTE EM VIDORO (サンパウロ美術館)
1990 ’90日本のガラス展/ブリヂストン美術館賞
2001 GLASS ART 2001(和光ホール)(’04,’07,’10)
2003 日本の現代ガラス展(ガラスピラミッドギャラリー・ハンガリー)
2004 国際ガラス展・金沢2004(石川)(’10)
2006 The Collect Exhibition(V&A美術館・ロンドン)
2009 「ガラス・色・煌めき」銀座和光4人展(和光並木ホール)
2011 Glass・今日展(日本橋三越本店)(’13~’19)
ガラスの波紋(小田急百貨店新宿店)(~’13,’16~’22)
2020 ガラスのかたち展(日本橋三越本店)(~’22)主な収蔵先
コーニングガラス美術館(USA)、富山市ガラス美術館、能登島ガラス美術館
■神田 正之
略歴
1956 東京に生まれる
1982 多摩美術大学立体デザイン科ガラスコース卒業
ドイツ、グラスハウス・アム・ヴァッサートゥルム(ウド・エーデルマン)にてアシスタント
1983 デンマーク、エーベルトフトグラス(フィン・リンガード)にてアシスタント
1985 多摩美術大学立体デザイン科副手(~‘87)
1989 デンマーク政府給費留学生としてデンマーク・デザインスコーレ(ガラスコース)
デンマーク王立美術アカデミー(空間芸術研究室)にて制作(~‘93)
1993 デンマークのガラス’94展(エーベルトフト・グラスミュージアム)
2013 個展(日本橋高島屋、以後’15、’17、’19、’22)
その他国内、海外での個展及びグループ展に出品
2022 日本ガラス工芸協会 理事長
■小西 晃
1000度を超えて融けた
熱いガラスに出会ったのは45年前
巻竿に融けたガラスを巻き取るのは容易くなく
もたもたすればするほど手も顔も熱さは増し
始めた頃は手が赤く腫れてしまった
やがて吹竿にガラスが巻き取れるようになり
「ふぅ~っ」と吹くとガラスはシャボン玉のように膨らみ
私の「ふぅ~っ」はひとつのカタチとなる
炉内の坩堝に融けた熱いガラスには
冷たいガラスとは違う何かが潜んでいる
その正体は時には女神で在ったり悪魔で在ったり・・・
吹きガラスに嵌った正体を探しに 熱い吹きガラスの日々が始まる略歴
1987. 以後毎回日本のガラス展
1988.98.99. 西部工芸展朝日新聞社賞
1989. ガラスアート展 奨励賞
1991. 第一回日本ガラスアート展
1992. 国際ガラス展 金沢
1993.99. 金沢工芸大賞コンペティション
1996. 九州ガラス工芸展招待出品
朝日現代クラフト
1997. 香と香水瓶展 博多大丸
1998. ガラス熔解炉制作
2001. ガラスアート2001
銀座和光
2002.17 伝統工芸展
2002.03.04.05.07. 国画会国展出品
現在 日本ガラス工芸協会理事
九州クラフトデザイン協会理事
■齊藤 幸夫
略歴
1969 株式会社保谷硝子入社(~’01)
1990 国内外、切子実演ツアーを担当 ブランドプロモーション活動に参加
2007 東京国際ガラス学院講師展(東京NIKIギャラリーSatsu)
2008 第44回全日本スキー技術選手権大会チャンピオントロフィー作製
「‘08日本のガラス展」及び巡回展
2011 「ガラスの波紋」展
2013 「日本のガラス選抜展Part1」東京
2015 「きらめきガラス2人展」新潟
2016 「現代切子の世界展」東京
2017 「光とガラスの切子ガラス展」東京 埼玉 個展
2020 刀剣博物館「ガラスの刀展示」墨田区
■鈴木 剛史
日頃は細かいガラス片を積み上げて造形する積層接着という技法でオブジェを創作しています。
今回はお皿の展示会ということで、フュージングという技法でお皿を創ってみました。
今年はNHKの大河ドラマが徳川家康なので、家康が過ごした静岡、その当時の駿河のうつわ「駿河漆器」をガラスで表現してみました。略歴
静岡市出身・静岡市在住
2006,09,12 ・「KOGANEZAKI 器のかたち 現代ガラス展」入選
2008,12,15,18,21 ・「日本のガラス展」
・大手百貨店などでのグループ展に参加
・西伊豆黄金崎クリスタルパーク、村上開明堂、個人宅などに作品が所蔵されています。
■田邉 玲子
主にサンドブラスト技法で作品を創っています。繊細で独特の世界観をガラスで表現するためにサンドブラストの高度な技術に加え、手間と時間を惜しまず制作しております。略歴
女子美術大学 造形科グラフィックデザイン卒
2000 東京商工会議所 カラーコーディネーター1級取得
2005 表参道で個展 以降隔年開催(2014年まで)
2006 日本手工芸展入賞(以降入賞多数) 新匠工芸会新人賞
2007 伝統工芸諸工芸部会展入選
2008 「‘08 日本のガラス展」及び巡回展 以降毎回 スペイン美術賞展
2009 雪のデザイン賞奨励賞 アメリカ美術賞展 パリ国際サロン 新匠工芸会努力賞
2010 日本手工芸美術展金賞
2011 メキシコ美術賞展 東日本大震災チャリティエキシビション
2013 新宿 小田急百貨店「ガラスの波紋」個展 以降毎年(2022年まで)
2014 新匠工芸会会友賞
2017 京都瑞鳳堂ギャラリーにて個展
2018 台北南港展覧館にて展示
2019 日本橋三越本店「ガラスのかたち」以降毎年 栃木県「ガラスアート展」
2022 横浜高島屋「ガラスの表現」平成記念美術館「ガラスのいろいろ」由布院・亀の井
別荘庭内「錦秋のガラス展」福岡TOYO Kitchen「Collector’s Glass Items」現在:日本ガラス工芸協会 副理事長
■新倉 晴比古
略歴
1979 多摩美術大学立体デザイン科卒業
1990 『’90日本のガラス展』出展(以降毎回出展)
1994 『国際ガラス造形展IGS’94』出展
1999 神戸新開地ボートピア「ガリバーの椅子」野外モニュメント制作
サントリー美術館『日本のガラス2000年展』に招待展示
『’99日本のガラス展』会員部門賞受賞
2005 宗教法人本郷山寶聖閣「十方開華」制作
『‘05日本のガラス展』藤田喬平賞’05受賞
2015 『‘15日本のガラス展』JGAA賞受賞
平成記念美術館ギャラリー
2016 国際ガラス展金沢2016
京都文化博物館別館ホール「十人十色」展
2018 『‘18日本のガラス展』JGAA賞受賞
日本橋三越個展
2021 『‘21日本のガラス展』JGAA賞受賞
2022 東京大学安田講堂ガラス造形展
『ボーダレス展』文部科学大臣賞受賞個展
藤田喬平美術館(松島)、そごう、大丸、近鉄 各店美術画廊、丸善・丸の内本店(東京)、五風舎(奈良)
MUKU (芦屋)、銀座はせがわ本店、三越 等
作品所蔵館 藤田喬平ガラス美術館(松島)、サハラ美術館(一ノ関)、なら工芸館(奈良)、伊丹工芸センター、神戸新開地ボートピア、大阪市旭区芸術創造館、飛騨高山美術館、ベルギー(ハッセルト)日本庭園、
出版書籍 新倉晴比古「ガラスの世界」(丸善)
現在 奈良ガラス工房(有限会社パル)代表取締役
日本ガラス工芸協会会員・奈良市美術家協会会員
■広沢 葉子
技法及び制作姿勢
主に<宙吹き(吹ガラス)>という技法を使っています。
私は、金銀箔を使った装飾的な<飾壺>や<コンポート>、茶道具、そして普段使いの器と、3つのカテゴリーに分け制作をしています。
箔を使った装飾的な作品は、特別な時間のための<祭器>をイメージしています。
茶道具は、<掌>を大切に静謐で美しくそして楽しんで使えるお道具を意識しています。
普段使いの器<酒器・グラス・鉢・皿・花器など>は、いろいろなシーンで手にとって温かく使えるものを目指しています。
私にとってガラスという素材の一番の魅力は、ガラスでしか表現できない色彩の美しさと、熔けたガラスから生まれるかたちのあたたかさ・やさしさです。そのことを大切に表現しています。
手にとってお使いいただけたら幸いです。略歴
1987 東京ガラス工芸研究所研究科卒業
1987-88 ロチェスター工科大学ガラス科留学 <NY アメリカ>
1996- 山梨県にガラス工房設立
2007-19 女子美術大学芸術学部デザイン工芸学科ガラスコース非常勤講師展覧会歴
1993 Neus Glas in Japan <デュッセルドルフ美術館・ドイツ・他ヨーロッパ巡回>
1944 世界現代ガラス展 <北海道立近代美術館・他巡回>
1996 淡交ビエンナーレ入選 <裏千家茶道資料館・京都>
2002 日本のガラス展 <東京・他巡回>(’05,’08,’12,’15,’18,’21)
2009 個展 髙島屋大阪店ギャラリーNEXT (以降’11,’13,’15,’18,’21)
2014 個展 髙島屋京都店美術画廊 (以降’17,’20.’23)
2016 Glass Art Society Conference にてレクモ <Corning、NY アメリカ>
2017 ガラス彩々展 <銀座WAKOホール・東京>
2018 茶道具の名工・作家名鑑掲載 <淡交社>
2022 「表現するガラス」展 髙島屋横浜店美術画廊
ガラスのいろいろ展 <平成記念美術館ギャラリー>
2023「Connected glass」展 髙島屋横浜店美術画廊
他、日本・アメリカ・ヨーロッパ等で個展、グループ展等多数
作品所蔵 デュッセルドルフ美術館<ドイツ>、黄金崎ガラスミュージアム<静岡>、
三井不動産<東京ミッドタウン>
■藤原 信幸
私は、植物の旺盛な生命力、長い進化の過程で植物が獲得してきた子孫を残すための仕組み、その結果としてある形の魅力や面白さを、ガラス素材をとおして考察し造形表現として結実させようと制作しています。2009年頃より制作を始めた「小文間の植物シリーズ」は、勤務する東京藝術大学取手キャンパスがある小文間地区に生育する植物をモチーフとし、緑豊かな小文間の自然の中で植物の生命サイクルを身近に感じながら、いくつかの植物の断片的なイメージを組み合わせて再構築し、生命力を象徴するものとして立体造形にしています。また、黒いガラスを墨流しのイメージで加飾したガラスを使った器作りをしています。略歴
1984 東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻修了/ピルチャックガラススクール(シアトル)
1985 岩田工芸硝子株式会社勤務 〜2001 現在:東京藝術大学美術学部教授
2016 「7つの工芸と、7人の教授たち」平成記念美術館ギャラリー
「新竹市国際ガラスアートフェアー」台湾・新竹
2017 「GLASS展〜11人の作家によるガラスの”今”〜」(栃木・満福寺)
「Memory of Odunpazari Nobuyuki Fujiwara solo exhibition」het Labo atrium
2018 「Botanical Garden /ガラスの植物園」石川県能登島ガラス美術館
「僕たちの光学 −東京藝術大学 OJUN×藤原信幸−」遊工房アートスペース
2019 「Glass Wonderland」東京藝術大学ガラス造形研究室展 藝大アートプラザ
「Exhibition Glass 2019 in Tochigi」
ガラスアート展 −美しき世界へのいざない− 栃木商工会議所
「東京藝術大学ガラス造形15周年記念作品展」 アルスギャラリー
「Serendipity/ガラスに関する個人的な事柄」藤原信幸 個展 het Labo atrium
2020 「Glass・今日展」 日本橋三越本店
2021 「‘21日本のガラス展」1990〜より JGAA 代官山ヒルサイドテラス、他
■益田 有希子
略歴
1970〜
2016 「JGAAガラスの波紋」小田急百貨店新宿店
「ガラスであそぶ夏の茶会」渋谷・東急本店(17′)
「ガラスであそぶ夏の茶会」新宿・京王百貨店(17′)
2018 「’18日本のガラス展」
2019 「21世紀アートボーダレス展」国立新美術館
2020 「益田有希子硝子展」しぶや黒田陶苑
2021 「’21日本のガラス展」
2022 「ガラスのいろいろ展」平成記念美術館ギャラリー
■八木 洋子
技法
フュージング、宙吹き、研磨仕上げ制作姿勢
ガラスは透明なものと思われていますが、不透明色もたくさんあります。光を通すガラスと不透明なガラス。色も淡色のものから色が混ざっているもの。いろいろな組み合わせで、複雑な紋様を作り、それを組み合わせて作品を作ることによって、私独特の作品を作っていきたいと思っています。略歴
2004 国際ガラス展金沢2004 銀賞受賞
2004~2011 SOFA N.Y. , SOFA Chicago 出品
2006~2008 近畿大学 フュージング担当 非常勤講師
2011 コーニンググラススタジオ Session 2講師 (N.Y., U.S.A.)
2012,15,18,21 日本のガラス展 日本ガラス工芸協会展
2012 “CHROMATIC FUSION: THE ART OF FUSED GLASS”
New Mexico Art Museum (Santa Fe, U.S.A)
2016 Glass Art Society にてグループ発表 (N.Y., U.S.A.)
2019,20 日本クラフト展 日本クラフトデザイン協会展