生まれ故郷秋田の、一度は途絶えた白岩焼の再興を果たした両親の元、「北国の蒼」をテーマに、白岩焼の代名詞でもある深い海鼠釉の作品を現代的なデザインで制作している渡邊葵さん。その豊かな青の色調は渡邊さん曰く、長い冬のあと、青白い雪の隙間から大地の色が少しづつ見えてくる瞬間の風景のよう、とのこと。日々のうつわをはじめ、モダンなフラットプレートや花器、アクセサリーなどを展示予定です。名古屋初となる渡邊さんの作品をどうぞご高覧ください。
【プロフィール】
1980 秋田県角館町白岩に生まれる
2005 岩手大学大学院教育学研究科(美術工芸)修了後、父・敏明に師事
2009 京都府立陶工高等技術専門校研究科修了後、同校講師
2011 和兵衛窯にて制作活動開始