岐阜県土岐市で南窯という製陶所を経営している工藤さん。今回は作家・工藤工として地元初の個展となります。制作する彩御深井(さいおふけ)シリーズは淡い青や黄緑のグラデーションが美しく、それぞれひとつとして同じ表情のない多彩な器です。絢爛たる時代の中で生まれたが、内面の美が際立つ趣のある作品をどうぞご高覧下さい。
【陶歴】
1966年岐阜県土岐市駄知町に生まれる。1991年多治見市陶磁器意匠研究所を終了後、家業の南窯にて従事父・工藤陸雄に師事2005年美濃焼伝統工芸士に認定