阪本健 個展「鈞窯瓷トリビュート」

阪本健 個展「鈞窯瓷トリビュート」

鈞窯(きんよう)は、中国・宋時代の五大名窯の一つに数えられる窯です。鮮やかな水色の澱青釉の中に、紫紅釉による赤紫の景色が浮かぶ独特の表情が特徴で、同様の焼成や釉薬を用いたものも鈞(均)窯と呼ばれています。
本展では、鈞窯瓷に見られる「緑・青・赤・紫」の複雑な窯変のグラデーションに、阪本健さん独自のアプローチで挑んだ作品を初展示いたします。阪本さんらしい土味はそのままに、使いやすく全体がガラス質の釉で覆われ、白濁した青磁を思わせる翡翠色と柔らかい桜色、そして紫から青へと複雑な景色を表現しています。人気の青のシリーズや片口も、新たな趣で登場予定。この機会にぜひご高覧ください。

 


Profile
・1973 洋画家 阪本修次の長男として生まれる
・1993 丹波焼二代 市野信水氏に師事
・1999 兵庫県篠山市にて「辰巳窯」として独立
・2006 堺に工房を移す

 

陶歴
・2000年 金沢 碗大賞 入選
・第33回 伝統工芸近畿支部展 入選
・第34回 伝統工芸近畿支部展 入選
・第35回 伝統工芸近畿支部展 入選
・第43回 兵庫県工美展 入選
・第44回 兵庫県工美展 入選
・2009年 堺市展 入選
・Solo Exhibition and work
・2015 wad(個展)
・2016 織部 下北沢(個展)
・2017 織部 名古屋(個展)
・2018 THE CAPITOL HOTEL TOKYU(個展)
・2018 NEXT5 Hyouge Mono(with friends)
・2019 WAKA ARTISANS(香港 個展)
・2019 Endo at the Rotunda(ロンドン)
・2020 Meets ( March issue cover)
・2021 慈受院 薄雲御所流 花生として第一号認定
・2023 Craft Gin 日本盛 (sakari_gin )official cupを制作
・映画「嘘八百」にて佐々木蔵之介が演じる陶芸家・佐輔の手元吹替え、受賞作の茶碗を製作。
続編 映画「嘘八百」京町ロワイヤルでは、個展シーンでの作品を担当、陶芸チームとして指導にもあたる。

  • 【展示会概要】

  • 阪本健 個展「鈞窯瓷トリビュート」
  • 会期:2025年04月19日(土)~2025年04月27日(日)
  • 場所:ORIBE Nagoya
  • 〒461-0001  愛知県名古屋市東区泉1-1-37
  • 営業時間:11:00~18:00
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