泥々作陶展 堀俊郎・堀太一

泥々作陶展 堀俊郎・堀太一

 

美濃桃山陶を背景とする陶食器ブランド「泥々(でいでい)」は、2022年に堀太一によって立ち上げられました。美濃桃山陶の伝統技術を受け継ぎながら、その魅力を国内外へ伝えていくことが「泥々」の理念です。 「泥々」の原点は、堀太一の幼少期からの食卓にあります。父・俊郎が家族のために作った食器には、時を超えて受け継がれてきた美濃桃山陶の技術と魅力が詰まっていました。武蔵野美術大学へ進学・上京し、実家の食卓に並ぶ食器がどれほど食事を豊かにし、暮らしを彩っていたかを改めて実感します。そして、この美濃桃山陶の食器としての魅力を多くの人に届けたいと考え、陶食器ブランド「泥々」が生まれました。 「泥々」では技術アドバイザーである堀俊郎の監修のもと、美濃桃山陶の粋を集めた器を一つひとつ手仕事で形にしています。温かさと柔らかさが感じられる素朴な風合いや、一つひとつ異なる器の表情は、使い込むことで経年優化を生み唯一無二の食器となります。本展では、技術アドバイザーの堀俊郎および堀太一の作品も空間に彩りを添えてくれます。時を超えて受け継かれる技術と柔らかく温かい土の力の詰まった「泥々」の食器を、どうぞお手に取って感じていただけましたら幸いです。ガレリア織部

 

 

【プロフィール】

泥々 -deidei-
2022年 陶食器ブランド「泥々」設立2024年 セラミックパークMINOにて「泥々」展を開催2025年 Dialogue Kyoto Exhibition に出展 日本橋三越本店にてPOPUP開催 Living Motif「日本の道具」展に出品

 

泥々・技術アドバイザー堀俊郎 -Hori Toshiro-

1953年 神戸市に生まれる1976年 加藤孝造先生に師事1995年 朝日陶芸展奨励賞1996年 東海伝統工芸展名古屋市長賞1997年 東海伝統工芸展教育委員会賞  東濃信用金庫永年保存作品  日本工芸会正会員認定2010年 岐阜県伝統文化継承功績者顕彰2018年 可児市重要無形文化財保持者認定

 

堀太一 -Hori Taichi-

1985年 岐阜県生まれ2010年 武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業2013年 多治見市陶磁器意匠研究所修了2013-2015年 丸沼芸術の森にて制作2023年 株式会社岐々志を設立個展2017年 in your room. ―MERRY ART GALLERY / 横浜2019年 堀太一陶展 ―ストライプハウスギャラリー / 六本木2024年 I Feel Fine ―庭文庫/恵那

 

 

※最終日の12月4日(木)は15時までとなります。

  • 【展示会概要】

  • 泥々作陶展 堀俊郎・堀太一
  • 会期:2025年11月15日(土)~2025年12月04日(木)
  • 場所:ガレリア織部
  • 〒507-0038  岐阜県多治見市白山町2-222
  • 営業時間:10:00~17:30
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