

多治見・虎渓山の自然に囲まれた水月窯は、人間国宝・荒川豊蔵氏により1946年開窯され、まもなく80年。荒川氏の志を受け継ぎ、土の声に耳を傾けながら器を生み出す窯元です。ひとつひとつの器に宿るのは、手仕事ならではの温もりと、使うほどに深まる味わい。本展では、染付・粉引をはじめとする作品の数々を展示します。暮らしの中にそっと寄り添う、やさしい器の世界をお楽しみください。
【プロフィール】
水月窯 -suigetsugama-
多治見市無形文化財指定
昭和二十一年
虎渓山永保寺の広大な敷地を借り受け
人間国宝「荒川豊蔵」が築窯した窯元です。
水月窯の名は国宝永保寺観音堂が
別名水月堂といわれることにちなみ
命名されました。
使用する土や、釉薬や薪まで
自然を重視し、手作り手書きの技術を
今も繋いでいます。
※最終日の2026年1月12日(月祝)は15時までとなります。
