地元多治見にて十数年ぶりに七代加藤幸兵衛さんの近作展を開催。
現代の我々をも魅了する、華やかな色彩とめくるめく模様性のペルシア陶芸作品約80点がガレリア織部に集結します。
美濃の山々が万緑に彩られる好季、地元多治見にて十数年ぶりに近作展を開催させていただく運びとなりました。
とうしん美濃陶芸美術館にて、私共の幸兵衛窯歴代展が開催されるのに併せて、駅北に新装成った㈱織部の「ガレリア織部」にて約八十点を展示させていただきます。
シルクロードの歴史ロマンと民族興亡の奔流の中で育まれたペルシアの陶芸は、その華やかな色彩とめくるめく文様性とで、時間と空間を越えて、現代の我々をも魅了いたします。
御同好の皆様の御高覧と御叱正を賜りますれば幸い至極に存じます。
令和元年六月 七代 加藤幸兵衛
【七代 加藤幸兵衛 陶歴】
平成 7年 七代 加藤幸兵衛を襲名
平成19年 ロシア エルミタージュ美術館にて個展
平成21年 ハンガリー・ヘレンド博物館にて個展
平成25年 イラン国立博物館にて「大ラスター彩展」を開催
平成26年 平成26年度 外務大臣表彰受賞
平成28年 文化庁より平成28年度地域文化功労章表彰受賞
令和元年 ガレリア織部にて「作陶五十年 シルクロード陶彩の道七代 加藤幸兵衛展」を開催
現 在 多治見市無形文化財保持者(三彩)
(公社)日本工芸会 正会員
(公社)日本新工芸家連盟 顧問
(公社)美濃陶芸協会 前会長
市之倉さかづき美術館 館長