展示会に寄せて
東正之君は美濃陶芸界の中堅として安定感のある仕事を続けている。美しい輝きとシャープな造形で異彩を放つ青釉の作品群は日本伝統工芸展にて連続入選を果たしており斯界の評価も高い。一方で美濃陶芸協会の役員を歴任し、地域文化の発展と後進の育成にも熱心だ。芒洋として飾らぬ人柄だが美しい心の持主であるから今後の精進に期待するところ大である。
加藤幸兵衛
【陶歴】
1960年 多治見市生まれ
1979年 多治見市工業高等学校デザイン科卒業
1981年 岐阜県陶磁器試験場 研究生修了
1985年 東海伝統工芸展 入選(以降30回入選)
1986年 国際陶磁器展MINO 入選(以降1回入選)
1987年 中日国際陶芸展 入選(以降1回入選)
1988年 朝日陶芸展入選(以降6回入選)
1989年 日本伝統工芸展 入選(以降13回入選)
1993年 東海伝統工芸展 名古屋市長賞受賞(以降3回受賞)
同年 美濃陶芸展 中日奨励賞受賞(以降2回受賞)
1998年 美濃陶芸 記者クラブ賞受賞
2014年 岐阜県伝統文化継承者顕彰
2016年 中部経済産業局長 功労賞受賞
同年 美濃陶芸作品永年保存
2017年 美濃陶芸展 中日陶芸賞受賞
同年 日本伝統工芸展入選作品 宮内庁お買い上げ
2018年 日本伝統工芸展入選作品 宮内庁お買い上げ
2020年 美濃茶盌展 大賞受賞
同年 美濃陶芸協会第38回卓男賞受賞
【ご来店に際して】
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