荒々しい信楽原土の景色と、豪快で躍動感みなぎる造形。その徹頭徹尾骨太な中にも、凛とした華があるのがまた粋です。京都長岡京の工房には四季折々の花を咲かせ、散歩で出会った草花を写真に収めるなど風情を愉しむ村越さんだからこその絶妙な野趣。またうつわ単体では主役級の存在感を放つも、料理をしっかり引き立てる仕事ぶりは心にくいばかり。今回の展示では大物もお目見えとのこと。どうぞお楽しみに。