このたび、ガレリア織部におきまして、加藤亮太郎作陶展を開催させていただきます。
加藤亮太郎先生は、美濃の名窯 幸兵衛窯に生まれ、京都市立芸術大学大学院修了後、主に立体造形に取り組まれました。
多治見に戻られてからは、伝統に正面から立ち向かい、自ら窯を築き、穴窯焼成の志野や引出黒を中心とした桃山陶に邁進され、特に茶碗の制作に力を入れておられます。
地元多治見で初めての個展となる今展では、これらの作風に加えて、独自の技法である椿手や窯変織部、新たに取り組まれている書と陶が融合した織部などの意欲作を発表いただきます。
これからの美濃を牽引する気概に溢れた作品を、この機会にぜひご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。
◆トークイベント「織部とは」
7月19日(日)14時~ (電話予約制・先着20名様)
ご予約はガレリア織部(0572-56-8830)まで
原憲司(陶芸家)先生と加藤亮太郎先生によるトークセッションです。
◆加藤亮太郎先生による呈茶(随時)
加藤亮太郎先生は会期中在廊いたします。