「砂金をすくい上げるように集めてきた極上の自然の音を、CGによる物理演算を用いた視覚表現と融合させ再構成した作品が並びます。今展では、空間全体を私達の感覚に馴染む心地よいフレッシュな空気に包まれながらトリップするような感覚で新たな視点からこの世界に働く神秘的な力学と仕組みに思いを馳せるきっかけを作ります。」
【プロフィール】
1990年、愛知県生まれ。マルチメディアアーティスト。10代の頃から写真撮影を始め、実写映像、CG制作、音楽制作と多岐にわたる表現手法を学び探究し続ける。視覚、聴覚、その他の感覚を駆使して、現代の高度に文明化された社会に生きる私たちの空間認知の変容の可能性を試みる。
2020年より、日本各地でフィールドレコーディングを行い、自然の音、写真、実写映像、CG、再生装置を組み合わせた作品を発表する。