人が石を創る。稀晶石の造物主・木ノ戸久仁子が、廃ガラスと植物を掛け合わせるアーティスト〈ハコミドリ〉とジョイント。

様々な技法を使いこなす実力派で、急須で鍛えた端整で精緻なフォルムが魅力です。去年に引き続き２回目となる今回の展示では人気のダイヤカットをはじめ、マーブルの作品などの茶器・食器を展示予定。

自ら掘り出してくる原土を使用し、釉薬も石をとってきて砕き、薪窯で焼き上げる。焼き物の原点に回帰しつつも、伝統的な焼き方とは一線を画した、詩情あふれる新しい景色を見せる四海さん。焼き物の始まりを追体験しているような興奮と、薪窯の固定概念を覆す衝撃を感じて頂けることと思います。

加藤正嘉回顧展どうぞご高覧ください。