

「そもそも」とは、物事の始まりであり、素(す)の姿。
私たちが表現の糧とするのは、土であり、木であり、植物の繊維です。
自然が長い歳月をかけて生み出したそれらの素材に、
私たちはただ、少しだけ手を貸し、かたちを与えます。
どっしりと大地に根ざす、陶の静寂。
命の記憶を刻み、呼吸を続ける木工。
人と獣の境界を漂い、物語を紡ぐ布の人形。
素材は違えど、私たちの根底に流れるのは、
自然という大きな循環への敬畏です。
大人たちがふと足を止め、
自身の内側にある「そもそも」の感覚に立ち返る。
そんな、静かで濃密な時間をお愉しみください。
【プロフィール】
■ 高木 風子 Fuko takagi (絵・陶・textile sculptares)
1979年 生まれ東京都出身
2004年 沖縄県名桜大学国際文化学科卒業
2008年 岐阜県多治見市に移住
画家の父の傍ら、幼少期より絵に親しむ。
現在は糸や土など、手に触れる素材と対話しながら、平面から立体まで自由な形で制作しています。
■ 前田 昌輝 Masateru maeda (木・漆)
1973年 生まれ 京都府出身
2010年 岐阜県多治見市に移住
2015年 木工旋盤と出会い器づくりを始める
2017年 タジェール・デ・マエダとして作家活動を開始
2019年 第5回藝文京展にてサクラストロー入選
2021年 、2022年 日本民藝館展にて三作品準入選
■ 葉 明慧 Minhui yap (陶)
1979年 マレーシアクアラルンプール生まれ
1998年 来日
2000年 芸術短期大学卒業
2002年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2002年 -2007年 陶磁器商社や窯元でデザイン・企画担当
2008年 第8回陶磁器国際フェスティバルデザイン部門審査員賞
以降、国内外各地で個展やグループ展で作品を発表してます。
現在岐阜県可児市にて制作。
※最終日の4月30日(木)は15時までとなります。
